りそなが目指すダイバーシティ&インクルージョンとは、多様な人財の中で相互に尊重しあい、さまざまな考え方を知ることで、積極的に新たな気付きを得ていくこと。そして、気づきから生まれた新しいアイデアをイノベーションにつなげること。多様な人材の活躍と働き方・ワークライフバランスを実現するダイバーシティ・マネジメントの推進を通じて、創造性に富んだ金融サービス企業として新たな価値を生み出し続けていきたいと考えています。
2005年4月、女性従業員の声を直接経営に反映させることを目的に、経営直轄の諮問機関「りそなWomen’s Council」が発足しました。メンバーは職位や職階、年齢、業務内容等の異なる多様な女性従業員約20名で構成され、月に一度定例ミーティングを開催しています。この活動からは、職場環境の整備や仕事と生活の両立支援策、キャリア形成サポートなど、女性がキャリアアップしながら長く働き続けるためのさまざまな提言が行われ、そのほとんどが実現に至っています。
- ▲ 月1回の定例ミーティング
- ▲ 大学教授による講演
- ▲ 経営陣に向けた最終報告会
中長期的なキャリアやライフプランを考えるセミナーやリーダーシップを学ぶマイキャリア研修、異業種交流によるネットワーク形成を行うキャリアデザインフォーラムなどを開催しています。
2030年度までに2021年度期初比+10%以上を目指して、りそなホールディングスの女性役員比率30%以上、グループ6社の女性経営職階比率20%以上、女性ライン管理職比率40%以上の目標を設定しました。今後も目標達成に向けて取り組んでいきます。
外国人留学生の採用にも積極的に取り組み、毎年入社しています。また、年2回、グローバル人財向けのセミナーを開催し、自律的なキャリア形成のサポートを行っています。
LGBTQに対する理解を深めるため全従業員を対象にLGBTQに関する研修を実施しています。
多くの従業員がALLY宣言を実施し、ALLYであることが分かるよう身の回りのものにALLYシールを貼付しています。
2021年4月に選択定年制を導入し、社員それぞれが60歳から65歳の間で定年時期を申告でき、定年後はシニアスマート社員として70歳までの就業が可能です。
60代の働き方を自律的に選択してもらうことで、培った知識やスキルを効果的に活用しながらやりがいを持って働ける環境整備に努めています。
全従業員を対象に「発達障がいを理解する」というテーマで研修を実施しました。
障がい者雇用に積極的に取り組んできたびわこビジネスサービスへの出資を実施し、「りそなみらいズ株式会社」が発足。障がい者雇用におけるノウハウを、りそなグループ全体に波及させることで、雇用拡大、職場環境整備等を進めていきます。
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経営トップをはじめ各所属長が「イクボス宣言」を行い、部下の仕事と生活の両立を応援するための良好な職場作りを実施しています。また、2022年には男性育児休業制度を導入し、同年夏には全所属長を対象に「男性育児休業取得促進セミナー」を開催。グループ銀行あわせて約1,000人が参加しました。制度導入だけでなく、社員が制度を利用しやすい環境整備に努めています。
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育休中の不安を払拭することを目的に、業務内容の変更点を確認したり、先輩社員からアドバイスを受けられる復職のためのセミナーを開催しています。
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仕事と育児を両立するために、本人・上司、周囲への相互の理解を深めることを目的として、妊娠・出産から育児中・復帰後までの考え方や行動のヒントをまとめています。
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介護の基礎知識や将来の備え、仕事と介護を両立するために準備することなど、情報提供の場としてのセミナーを開催しています。
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「出生支援制度」を導入し、不妊治療を理由とした休職や積立休暇の利用を可能としています。さらに共済会からの融資制度も用意しています。
- ●2023年日経WOMAN「女性が活躍する会社BEST100」にて、総合順位5位。
- ●厚生労働省が仕事と育児両立支援に熱心に取り組む企業を選定する「プラチナくるみん」を取得。
- ●女性活躍推進に関する状況等が優良な企業に付与される「えるぼし」認定で、最も優良な3段階目を取得。
- ●優れた女性活躍推進の取り組みを実施する上場企業を東京証券取引所と経済産業省が選定する「な でしこ銘柄」に選定。
- ●性的マイノリティに関する取り組みを評価する「PRIDE指標」の「ゴールド」を6年連続で受賞。
- ●優良な健康経営を実践している「健康経営優良法人」に選出。
株式会社りそなホールディングスの
外部評価・表彰一覧:
https://www.resona-gr.co.jp/holdings/sustainability/award/