座談会

キャリア採用で入社した社員5人に、実際に働いてみて感じたりそなの現状と、
今後に向けての仕事の取り組みについて語り合ってもらいました。
りそなのキャリア採用者にかける期待の大きさと、
ご入社を歓迎する会社の雰囲気・社風を感じていただきたいと思います。


りそなで働き、何をしたい?

りそなには専門性を追求する人を適正に評価し
それぞれがプロとしてキャリアを積める環境がある

本拠エリア制度は、以前からあったようですが、2021年4月に導入された新人事制度では、業務分野を19コースに分けて、一人ひとりがプロフェッショナルを目指すうえでの選択肢が明確になりました。「不動産」もコースの一つで、とてもありがたい制度だなと受け止めています。
私も「不動産」を専門分野としてキャリア形成を図りたいと考えています。
従来からの銀行はゼネラリスト育成が前提で、支店長を目指す人が多かったわけですが、多様な人財が活躍する組織でないと時代の変化に対応できません。そこで、りそなは19コースの複線型人事制度の導入を行うとともに、キャリア採用の強化を打ち出しました。専門分野を自ら定めて、そこで知見を積み上げていくこともきちんと評価される仕組みになったことは、キャリア採用で入社した社員にとって心強いことです。異動によって、本来希望していた仕事から、違う仕事に移らなければならなくなるのではないかという不安も、この制度があることで解消されると思います。
そもそも、田中(祐)さんも私も銀行出身ではないのに採用されています。そのこと自体が、専門的な知識・経験や、専門性を追求したいと考える人を大切にしていこうとする、りそなの考え方の表れですね。
私の場合は、融資だけでなくもっと幅広い金融の仕事を経験してみたいという気持ちから転職を考えたので、皆さんのように今現在「このコースでやっていこう」と決めているわけではありません。ただ、いろいろな業務を経験するうちに、深く掘り下げて取り組みたいと思う分野が見つかればいいな、という気持ちはあります。

DX推進をはじめとして
新分野へ積極投資の姿勢

りそなに入社して驚いたことの一つに、不動産に関する情報を集積したシステムが営業ツールとして開発されていたことです。私が入社する直前のタイミングで導入されたようで、入社後すぐに使い方の研修が行われました。不動産営業部と支店が共通で使えることもあり、とても便利なツールです。
りそなは今、DXの推進に力を入れていて、あらゆる部門で多彩な取り組みが行われています。不動産分野で使われている新しいツールも、その取組の一例ですね。清水さんは、部署名にズバリDXと入っているDX企画部に所属されていますが、どのような仕事に取り組んでいるのですか。
DX企画部は、デジタル・チャネル・決済等を軸とした新たなビジネスモデルの企画を担う部署です。私はその中で、キャッシュレス市場の拡大に向けた取り組みを進めています。銀行業務については、地方銀行の再編の動きと関係して、グループアプリをいかに汎用的なものにしていくかが一つのポイントになっています。また、アプリに決済機能を持たせたり、何かの予約機能を持たせたりして、生活シーンの中で使える幅を広げていくことも取り組みのポイントになっています。
清水さん、肌感覚として、りそなのDXの取り組みについて感じていることはありますか。
キャッシュレスへの取り組みについては、まだまだこれからの部分が多く、それだけにやりがいがあると感じています。DXへの取り組み全体についても、力は入れていますが創業期には違いないので、トライ&エラー的に取り組んでいると思います。従来ならリスクを考えて手を付けなかったようなことも、思い切って手を付けてみようという考え方で業務に取り組んでいます。将来に向けて新しい事業の柱を創ろうとしていて、企業文化が変わりつつあるのではないでしょうか。
清水さんが、今、おっしゃった企業文化の変化という点は、私の業務にも言えることです。私が今担当しているのは、クレジット投資、証券化商品の売買を通じて、りそなのアセットの入れ替えを継続的に行って、自社の資産の健全性や収益性を高度化するものです。りそなは、歴史的経緯もあってクレジット投資には慎重でしたが、企業文化として従来とは異なるスタンスになりつつあると感じています。

研修・懇親の場を充実させ
キャリア採用者を徹底サポート

今後もキャリア採用によって、銀行出身ではない方が入社してくると思います。そんな人たちのためのロールモデルになることが自分の目標です。そのためには、今、担当している仕事で結果を出すことが重要で、キャッシュレス・プラットフォームの取扱高を向上させたり、新しい決済スキームを構築したりしていきたい。
私は、様々な不動産に関わる案件を経験しながらキャリアを積み、役職も上げていきたいと考えています。りそなは、キャリア採用の方が馴染みやすいように、人財サービス部でキャリア採用者向けの面談を用意したり、懇親の場を設けたりしてくれているので、溶け込みやすい環境です。
今、肥後さんが触れたように、コロナ禍で飲み会のセッティングなどは難しい中、社内人脈づくりを考慮して、キャリア採用者向けに懇親の場をリモートで設けてもらったのは有り難いことでした。今後は、不動産分野の知識・スキルを高めて、お客さまに付加価値の高いコンサルティング提案ができるようになりたいと考えています。自己啓発の意味も込めて、不動産関連の専門資格にもチャレンジしようと検討しているところです。りそなには、自分の生活環境やワークライフバランスを重視しつつ、自分の意欲次第で経験・スキルを高めていける環境があると思います。
個人的な目標は、クレジット投資業務の成約件数を増やし、この業務の基盤を固めることです。銀行は、業務内容も商品も大きく変わってきていて、りそなでは、どの部署でも新しい商品やサービスをスピーディーに提供していこうとしています。従来の延長線上ではない分野を切り拓くためには、他社の企業文化を知るキャリア採用者の目線が必要とされているのではないでしょうか。
そうですね。まさに今、キャリア採用者の活躍が求められているのだと思います。手前味噌で恐縮ですが、私は、キャリア採用における業務の進め方において、入社後に従来の進め方を30カ所ほど変えてきました。りそなの特徴として、既存のやり方に捉われない社風があり、入社したばかりの私でも、ロジックがしっかりとしていれば、受け止めてくれる土壌があると、実感しています。りそなでは今後もキャリア採用に力を入れてまいります。新しく仲間になってくださる求職者の皆さんが安心して働ける環境作りにも力を入れていきますので、是非少しでもご興味を持っていただけましたらご応募お待ちしております!