私は中国地方に拠点を持つ地方銀行に10年間勤務していました。支店での法人営業を経験後、直近の5年間は東京で有価証券運用業務に携わっており、為替の対顧客ディーラーや、銀行の自己資金の運用を行っていました。そのまま勤務を続けていれば、いつかは転勤のタイミングを迎えるという状況で考えたのは、将来を見据えたキャリア形成です。魅力を感じているマーケット業務をこのまま続ける道を模索したいと思いました。
とくに深い関心を持ったのが、アセットマネジメントの仕事です。銀行の自己資金運用の仕事を担当する際に、3か月、アセットマネジメント会社で研修を受けました。また、業務に就いたあとも、アセットマネジメント会社の方と会話する機会が多く、マーケット知識の豊富さや、多種多様な戦略を持っていることなど、高度な専門性を持って活躍されている姿に感銘を受けました。自分もこの分野で専門性を磨き、マーケットと対峙してみたいという気持ちになったのです。
りそなアセットマネジメントについて知ったのは、エージェントからの情報でした。調べてみると資産運用について歴史があり、その中で培われたノウハウによって、資産運用残高が加速度的に伸びていることが目を引きました。また、商品ラインアップも多岐に渡っており、さまざまなファンドを運用するフィールドがあることで、自分が活躍する姿を具体的にイメージすることができました。
ただ、その時点ではまだ、選択肢として浮上した段階であり、ぜひ入社して働きたいと思ったのは、面接を受けた後のことです。面接では、現在の部長と直属の上司にあたる方に、ファンドマネージャーの仕事の具体的な内容についてお話ししていただきました。とくに印象的だったのは、運用残高の大きさです。責任が大きい分、やりがいのある仕事ができると感じました。また、実際に入社したらどのような仕事をすることになるのか、具体的に教えていただいたことも参考になりました。
さらに、さまざまなお話をさせていただくなかで、多彩な経験をもとに豊富な知識をお持ちの方だとわかったことは、入社を決意した大きな理由です。自分が目指したいと考えているプロフェッショナルな専門性を持った方の指導を受けながら働くことができるのは、素晴らしいことだと感じました。
入社後も上司を含めて周囲の人たちが、何かとフォローしてくれています。他部署との橋渡しなど業務面はもちろんのこと、業務以外でも「何か困っていることはないか」と気にかけていただいています。キャリア採用で入社している人も多いので、わからないことが多いという前提で、受け入れてくださっていると感じます。
現在私は、ファンドマネージャーとして資金の運用だけでなく、お客さまとのミーティングも大切な業務として取り組んでいます。前職では自己資金の運用だったため、こうした経験はありませんでした。お客さまへの運用方針・実績の説明など頻繁にミーティングが開かれています。私が運用している資金は公的年金や企業年金であり、あらゆる場面で根拠を持った説明が求められます。大変重い責任を背負っていると感じますが、それだけにやりがいも大きなものがあります。
当社にはプロフェッショナルな方々が揃っているため、刺激的な環境です。おかげで専門書を読み込むなど、自分を高めるための行動が以前より積極的になりました。当社には、若手にも重要な仕事を任せる風土があり、キャリア採用で入社した人間も例外ではありません。このため、日々、自分が成長できていると感じています。比較的少ない従業員数や運用資産残高の増加スピードはベンチャー企業のようで、自分の行動が運用資産残高や業績に繋がっていると実感することができる環境です。裁量を持ちながらも充実感を味わえる環境で一緒にプロフェッショナルを目指しませんか。
