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M&Aの専門家を目指すことで
お客さまの役に立ち、経験を活かせる。

小谷 英一
承継ソリューションサポート部
2021年入社

お客さまのこまりごと解決と
自らのキャリアアップが叶うフィールドへの挑戦

私はりそな銀行に入社する前に二つの会社を経験しています。一つ目は関東地方のある地方銀行で、10年以上勤め、主に東京に近い都市部や県庁所在地に立地する支店で法人営業を担当していました。お客さまに金融サービスを提供することにやりがいを感じていたのですが、都市部の支店では目先の目標に追われ、融資しやすいお客さまにばかり目がいってしまいがちです。そこにジレンマを感じ、資金を必要としている方にきちんと資金を提供できる方法はないかと考え始めたのが、最初の転職のきっかけでした。

そこで選んだのが、オンラインレンディングシステムを提供する会社での営業職です。金融機関の営業担当者を介さずに、お客さまがオンラインで融資を申し込めるシステムは、まさに私の考えを実現するものでした。ただ、お客さまのこまりごとをより本質的に解決できる方法はないかと考えるようになり、世間的にも関心が高まっている事業承継やM&Aに興味を持ちました。中でもM&Aは未経験ではあるものの、自らのキャリアを活かしながら、お客さまの経営課題解決に携われることに加え、専門的な知識も身に付けてキャリアアップできるフィールドだと感じたことから挑戦を決めました。

相手の立場を尊重する風土が
根付いていることに魅力を感じた

りそなのイメージは、DXの推進に積極的で、独自性のある画期的な金融機関というものでした。そのイメージは選考期間中も変わりませんでしたが、面接を通じてわかったことは、りそなは働く人を大切にしていることでした。とくに印象的だったのは、入社後の待遇について、とても詳しく丁寧に教えてくださったことです。選考を受ける身としては質問しにくいこともありますが、こちら側の立場をよく理解してくれていると感じました。これから長く働くにあたって、相手の立場を尊重する風土が根付いている会社であることは、とても魅力的でした。

また、私はM&Aに取り組みたいという強い気持ちはあったのですが、M&Aの実務経験が乏しいという弱点がありました。M&A仲介を専門とする会社のお話もうかがいましたが、成功報酬の割合が高く、未経験者の私にとっては難しい環境ではないかと感じました。その点、りそなは私のポテンシャルを評価してくださっていて、落ち着いて仕事に取り組むことのできる環境があると思えました。

お客さまの心情を慮る
経験豊富な先輩社員の姿に感銘

現在私が所属するコーポレートアドバイザリー室は、M&Aを推進するための部署です。支店の営業担当者からの情報に基づき、M&Aニーズのあるお客さまのもとを訪問し、ヒアリングを重ねています。基本的にはクロージングまで一人で担当することになっていますが、M&A経験の豊富な先輩社員に同行して、経験を積ませていただく場面もあります。

そんななかで感銘を受けたのは、先輩社員があえて結論を急がず、とても丁寧に話を進めていることでした。M&Aの売手側のお客さまのなかには、後継者不足から長年続けてきた事業を手放す決意をされた方もいらっしゃいます。事業への愛着や葛藤があることを考慮して、「無理に話を急がず時間をかけて、十分に納得していただくことを目指している」と先輩社員は教えてくれました。相手の立場に立って考える風土が、ここにも活かされていると思いました。成功報酬を重視する会社では、このような考え方をすることが難しいかもしれません。お客さまのために自分ができることを考えて、M&Aという分野を選んだ私にとって、こうした先輩とともに働くことができるのは本当に幸せなことです。

りそな銀行は、専門性を持ったプロフェッショナルを育成する人事制度を確立しています。私のように、目指す分野で実績が乏しい場合でも、強い志があれば採用されることもあります。私自身、まさにやりたかったことに取り組むことができ、充実した毎日を送っています。面接では自分の考えや気持ちを率直にぶつけてみてはいかがでしょうか。そこから未来が開けてくると私は思います。

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