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膨大なデータ量と速いPDCAサイクルで
スキルを磨き、成果も求める

山﨑 洋忠
データサイエンス部/DX企画部
2020年入社

クライアントのデータ利活用で積んだ経験を
新しい価値を提供できる環境で活かしたい

新卒で入社した会社は、メーカー系のシステムインテグレータで、約10年勤務しました。さまざまな業界のアプリケーション開発を担うなかで、私は技術的なサポートをする役割でした。クライアントのデータ利活用プロジェクトに参加し、提案・仮説設定・データ収集・データ加工・分析モデル構築といったPDCAを回しながら、統計学や機械学習などデータサイエンスに関わる経験も積みました。ただ、メーカー系の会社では、どうしても自社開発のサービスや製品の販売が優先されてしまいます。お客さまにとってベストなサービスを提供したいという想いが募りました。

そこで、提供するサービスや製品をオープンに選べるコンサルティングファームに転職しました。そこでは、不動産、商社、プラントエンジニアリングといった業種の企業に対し、データ利活用によるBPR計画の策定支援やデータ基盤の構築、機械学習モデルの構築、データの可視化などを手がけました。ここでの仕事は楽しかったのですが、新型コロナウイルスの世界的な流行の影響を受け、担当していたプロジェクトがストップしてしまいました。それだけでなく、データを利活用して新しい価値を提供していくような前向きなプロジェクトが、全くなくなってしまったのです。このため、再び転職を考えることになりました。

勝手に抱いていたイメージとは異なり
データサイエンティストにとって
魅力的な環境のりそな

面接前は銀行をはじめとする金融機関は、何か新しいものを作ったり、新しいことを始めたりする際には、とても慎重に行動するに違いないと思っていて、りそなもそういう会社だろうというイメージを持っていました。

しかし、面接の中で「アジャイル思考」という単語を頻繁にお聞きし、常に次の挑戦を考える姿勢にワクワク感を抱きました。

また、りそなでは個人のお客さまについては1600万人分のデータを保持しており、それだけデータ量があれば特徴を理解し知見を得られると思えました。データ分析結果をマーケティングに活用する際に、スマホアプリやホームページといった非対面チャネルも整備されており、分析して終わるのではなく実際にビジネスに活かせる環境が整っていると思えたことも重要でした。

更に、企画・マーケティング・スマホアプリ・ホームページ・データサイエンスといったそれぞれの業務を担当する組織が1つにまとまっていることから、施策の実行および改善を高速化できているのだと感じられました。扱えるデータ量と施策のPDCAを回せるスピード感がいずれも揃っていたことが入社の決め手になりました。

データサイエンティストとしてのスキルアップも
データ利活用の結果確認も
モチベーションに繋がる環境

現在はビッグデータを用いた既存ビジネスモデルの高度化や新規ビジネスモデルの構築を手がけています。例えば、スマホアプリやホームページの閲覧履歴などを通して、お客さまの特徴を把握し、クレジットカードやデビッドカード、カードローンを適切なチャネルでタイミングよく訴求する、といった取り組みをしています。単にデータを分析して満足するのではなく、そこからビジネスの成果に結びつけるというところに、こだわりを持って仕事をしています。クライアント企業に対して外側からデータの利活用を支援するのではなく、自社のデータを用いてビジネスを活性化させ、自分自身で成果を確認できる点は非常に楽しくやりがいを感じています。

また、こうした活動を全社的に展開できるようにするため、データを蓄積する基盤や分析基盤を刷新する計画も進めています。りそなの豊富なデータを利活用していくためには、組織横断的にデータを集約していくことがカギになると思います。仲間になってくれる人と、是非一緒に全社的なデータ集約から利活用まで取り組んで、一緒に成果を出したいですね。

また、りそなでは、社外のデータ分析コンペ「kaggle」に新しく参加するなど、社内にとらわれることなく、個人のスキルを磨く機会が用意されています。個人としてのスキルも認められればスペシャリストとして評価を上げていくことができる人事制度もあり、非常にモチベーションの高まる環境です。是非一緒にりそなのデータサイエンティストとして切磋琢磨しましょう。

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