#ABOUT RESONA 社長メッセージ

社会が大きな変化を迎えるいまこそ、
未来を動かすのは“人財”の力
りそなホールディングス
取締役兼代表執行役社長兼グループCEO
南 昌宏
Masahiro Minami
和歌山県出身。1989年埼玉銀行に入社。りそなホールディングスグループ戦略部長を経て、2018年より店舗やアプリの戦略を管轄するオムニチャネル戦略担当の執行役。2020年4月より現職。
長い歴史の中で培ってきた強みと、
揺るがない「お客さま目線」
私たち、りそなグループは、100年を超える歴史の中で培ってきた、個人のお客さま1,600万人、法人のお客さま50万社を超える厚いお客さま基盤に支えられています。そして、お客さまとの強固なリレーションとフルラインの信託機能などの優れたコンサルティング力に、新たなDXの力を掛け合わせることで、どんな時も、お客さまのこまりごと、社会課題の解決に向けて全力を尽くす金融グループでありたいと考えています。
「お客さまの喜びが、りそなの喜び」。それが、りそなグループの基本姿勢です。
「お客さま目線は、どんな状況でも揺るがない」。全社員がその基本的な考え方をベースに仕事をしています。
変化の激しい時代において、これまでの発想や価値観にとらわれることなく、「金融+」の力を磨き続けることで、新しいリテール金融の創造を目指したいと思っています。
金融を取り巻く大きな変化と
新たな挑戦、その先で目指す未来
日本は、長いデフレから、緩やかなインフレを前提とする新しい世界への入り口に立っています。そして、金利が戻り、経済が成長に向かう中で、金融を取り巻く事業環境も大きな変化を迎えています。
こうした中で、社会・産業構造の変化やお客さまの金融行動の変化に適応し、変化を前向きに捉え、これまでの常識や価値観に過度にとらわれない新しい挑戦が求められています。
これからの日常の金融は、デジタルとデータを中心とする新しい動きが主流となっていきますが、最後の差別化の要因は、金融が持つ深いコンサルティング力にあると考えています。りそなグループは、『リアル』と『デジタル』の融合をベースに、お客さまのこまりごとに深く寄り添い、お客さまと共に考え、常に、最高のソリューション提供をこれからも目指していきます。そして、リテールといえば『りそなグループ』だと、この国の多くの方々に感じて頂ける圧倒的なトップブランドを創り上げたいと考えています。
未来を動かす“人財”への想い
りそなグループでは、「全員がプロフェッショナル人財を目指す」ことを目標に掲げ、人財投資を加速しています。
お客さまに最高のソリューションを提供していくことも、持続的な成長を支えることも、そしてイノベーションを生み出し続けることも、すべて人財が起点だからです。
また、価値創造力の強化や経営基盤の次世代化を担う社員には、「仕事と生活の充実」が欠かせないという考え方のもと、人的資本強化のアクションとして「Well-being指数」の向上を長期指標に掲げています。それは、人財が、りそなグループの「宝」であり、競争力の源泉だからです。
『金融機関はこういうタイプ』という固定観念を持つ人も多いかもしれませんが、既に、金融は大きな転換期を迎えています。ぜひニュートラルな目線で、もう一度、金融や銀行を見てほしいと思います。人は、一歩踏み出し新しい場所に立つことで、これまでとは異なる何かを感じ、そして新しい道が拓けるものです。だからこそ、私たちも、常に、みなさんの新しい挑戦をサポートするための柔軟性を持った環境づくりが必要だと考えています。
りそなグループは、一人ひとりの個性を大切にし、自律的にキャリア形成を目指せる環境を整えており、社員の自己成長を全面的にサポートしています。
そして、多様性と専門性が、りそなグループをリテールのフロントランナーへと押し上げていく原動力の一つだと考えています。さまざまな環境で磨いてきた個性や、多様な価値観を持った方々が集うことが、りそなグループのこれからの成長に不可欠な要素です。
大切なのは、変化していくお客さまのこまりごとを、適切に解決し続けられる組織であること。りそなグループは、変化を受け入れる土壌のある組織だと思います。
私も、みなさんと一緒に新しい挑戦を始めたいと思います。豊かな未来の創造に向けて共に頑張っていきましょう。
