
- 現在の業務内容を教えていただけますか
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監査部門として、りそなホールディングス、並びにグループ各社の業務の健全性・適切性や、社会的信頼を確保する企業活動について、第三者の目線から検証・評価・改善促進をすることが内部監査部の役割です。適切な監査により、りそなグループの企業価値向上を支援しています。
その中でも、私がグループリーダーを務める監査DX企画チームは、デジタルトランスフォーメーション(DX)による監査の高度化を目的に2024年4月に新設され、10月から本格スタートしました。グループ全体で保有するビッグデータの利活用や、AIを用いた新たな監査体制・仕組みづくりなど、りそなにおける監査業務の変革の1ピースを任されています。
- 転職のきっかけは何だったのでしょうか
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前職の監査法人では、たくさんのお客さまを支援できる一方で、あくまで第三者機関という立ち位置のため、根本的な課題解決という部分には貢献できないもどかしさがありました。そのため、監査の経験を活かしつつ、内部から経営や組織活動の改善促進を行うことにより、企業価値向上に寄与するような仕事に挑戦したいと考えるようになったんです。
製造・医療・飲食など、前職ではさまざまな業界のお客さまを担当してきましたが、せっかく転職して新しい仕事をはじめるのであれば、全く経験したことのない業界に携わってみたい。そんな想いで選んだのが金融業界でした。
- りそなのどこに魅力を感じて入社を決めましたか
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一つ目のポイントとなったのが「会社を内部から変える」という想いを実現しやすそうだと感じられたことです。りそなの監査体制は業務のデジタル化をはじめ、変革の余地が大きく、今後の業務改善の中で私のこれまでの知識・経験を発揮できるのではないかという実感がありました。
二つ目のポイントが、面接時をはじめ組織全体に「穏やか」な印象を持てたことです。前職時代も15年勤めることができましたが、その根元には「穏やかな環境で働きやすい」という自分なりの感覚がありました。それと同じような感覚を面接時にも感じる部分が多くあり、入社を決めました。結果を見ると、自分のフィーリングは間違っていなかったと思っています(笑)。