#INTERVIEW

DXの先駆者として 銀行サービスを 転換していく

Profile

S.A.

DX企画部
りそなホールディングス

法学部卒 2011年入社

2011年、りそな銀行船場支店に新卒で入社。中小企業をメインとした法人営業担当として経験を積み、2017年、ポストチャレンジ制度を活用して一橋大学大学院でMBAプログラムを受講。2018年より、DX企画部に在籍。

Work

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経歴は?

2011年に入社し、数年間中小企業を中心に法人営業を担った後、本部へ異動。新入社員研修や新卒採用に関する業務を経験した後、ポストチャレンジ制度を利用して一橋大学大学院でMBAプログラムを受講しました。修了後の2018年、現在の部署で企画業務を担当し、地方銀行向けのデジタルトランスフォーメーション施策立案なども担っています。

現在の仕事は?

「りそな」は経済産業省と東京証券取引所が選出する「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄2021」に銀行業界で唯一選ばれるなど、DXの先駆的存在として業界を牽引しています。それを象徴する取り組みの一つ「りそなグループアプリ」は2021年12月末時点で464万ダウンロードを突破し、多くのお客さまに活用され、高い評価を得ています。「銀行の常識は世間の非常識」の考えのもとで徹底的にお客さま目線に立って構築し、リリースやアップデートを重ねる当アプリですが、「りそな」はこれを社内に留めません。オープンイノベーションを目指し、積極的に外部へ開発・実行基盤を提供していくオープンバンキング戦略を進めています。その中で、地方銀行向けに当アプリを展開していくのが私の役割。戦略的業務提携先であり、北関東を拠点に展開するめぶきフィナンシャルグループへのアプリの基盤提供では、最前線で様々な業務を統括する窓口を担っています。

DXを志したきっかけは?

支店時代、法人営業を担っていく中、今までの銀行のあり方に基づくサービスやソリューションをこれからの時代に向けて根本から変えていきたいと感じたのが、本部業務を志したきっかけです。企画していく力を身につけるべく入学したMBAでは、外国籍の方々に囲まれた環境で学び、刺激的な日々を過ごしました。その中で実感したのが外国籍の方々に対する銀行サービスの不自由さ。その改善へアプリなどの非対面チャネルを有効活用できないかと考え、大学院終了時に「りそな」の社長に向けたプレゼンテーションを実行しました。それが評価され、構想実現に向けて現在の部署に異動。構想していた機能をりそなグループアプリに追加後、それを他の金融機関にも提供するべく、オープンバンキング業務に着任し、「りそな」のDX進展に向けて取り組み続けています。

DXに取り組む面白さは?

変革志向を大事にする「りそな」で、お客さまの期待を超えるサービスの創出に挑めることに魅力を感じています。現在私が主導する「りそなグループアプリ」のオープンバンキング対応では、企画から開発まで外部のエンジニアやデザイナー、また導入する金融機関と綿密に連携をとりながら、リリースに向けて日々様々な人と共同で作業をしています。銀行の常識にとらわれることなく、自らの力で新しいものを世の中に生み出していくことは刺激にあふれています。「りそな」や地銀のデジタルトランスフォーメーションを後押しし、日本の金融を新しい姿に変えていきたい。そのために立ち止まらず挑戦し続けていきたいと考えています。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです。