#INTERVIEW

高い専門性とチームワークで 「資産運用立国」を 実現する立役者に

Profile

D.I.

インデックス運用部
りそなアセットマネジメント

経済学研究科卒 2017年入社

2017年、アセットマネジメントコースでりそな銀行に新卒で入社。信託財産運用部での研修を経て、同年7月よりパッシブ運用室に所属し、外国株式や外国債券の運用経験を積む。2020年からりそなアセットマネジメント株式会社インデックス運用部。

Chapter
01

policy

入社1年目から責任ある業務に挑戦
学び続ける姿勢を大切に

現在の業務内容を教えていただけますか

インデックス運用部では、市場全体の動きを示す指標であるインデックスと同等のリターン獲得を目指すファンドの運用をしています。ミッションは、より効率的にインデックスに連動すること。ファンドの保有比率や資金の流れ、取引コストなどを考慮し、適切な売買ができるように心がけています。また、インデックス自体の価値を高める役割も担っており、インデックスベンダーとミーティングを通じた意見交換も行っています。私は内外債券チームに所属し、外国債券インデックスファンドの運用をメインで担当しています。業務内容は、ファンドの保有資産や取引状況の確認、売買計画作成と執行、各種報告資料の作成、マーケット調査など多岐にわたります。

2023年に政府が「資産運用立国」を目指すという方針を掲げたことで、世の中の資産運用に対する関心は高まっています。インデックス運用に対しても需要の増加が見込まれる中で、私たちが質の高いインデックスファンドを提供し続けることが、運用業界におけるりそなの存在感を強めることに繋がると考えています。

アセットマネジメントコースで入社したと伺いました

私は大学と大学院でファイナンス理論や統計分析学を学び、資産運用に興味を持ったんです。それこそ、講義以外の時間で独自の統計モデルをつくって株価を予測するぐらいに。就職するなら資産運用に携われる仕事に就きたいと考えていたので、アセットマネジメントコースで入社しました。「この業務がしたい」という道筋がはっきりと決まっている方にとって、専門コースを選択できることは魅力的だと思います。

学生時代の学びを糧に活躍されているのですね。やはり専門知識は必要なのでしょうか

私の場合は専門的に学んでいましたし、経済に関する知識や興味の取っ掛かりがあるのは良いことですが、入社時やコース選択時に専門知識が必須なわけではありません。学生より社会人の期間の方がずっと長いですから、キャリア全体を通して考えると大きな差にはならないと思います。私自身、ファイナンス理論についての知識はあっても、実務で指数との乖離が出てしまうなど、上手くいかないことは多々あるんです。

むしろ大切なのは、継続的に学習をする力です。資産運用の分野では新しい理論や分析手法が次々に誕生していますので、常に学び続けなければなりません。知識がなければ、まずは証券アナリストの資格取得を目指して勉強するのも効果的だと思います。また、りそなでは社員の専門性を高めるサポートツールとして、さまざまな研修も用意されています。私は大学院派遣研修を活用し、一橋大学に通いMBAの学位を取得しました。

仕事の醍醐味や大変なことについて教えてください

りそなグループの運用資産規模は大きく、投資している金融商品も多様です。あらゆる海外市場での投資が経験できることもあり、責任感を持って広いフィールドで活躍することができます。もちろん、ミスをすれば多額の損失を出してしまうという怖さもありますが、一人で業務にあたるのではなく、チームで運用し、何かミスがあれば誰かが気づけるような体制になっているので安心感があります。

チームワークの良さは、若手への手厚い教育体制に表れていると思います。私が初めてファンドの主担当を任されたのは、入社1年目の1月でした。任された裁量も大きく、先輩たちは「基本は本人に任せて見守り、何かあれば助言して軌道修正する」というスタンスで導いてくれました。実務を経験することで大きな学びを得られたので、ありがたかったですね。

お互いに支え合いながら働けるのですね

コミュニケーション豊富な職場で、「こうやって進めよう」「別の方法を採った方がいい」などのアドバイスが飛び交っていますよ。りそなグループ全体に言えることですが、柔らかくて穏やかな雰囲気の社員が多いです。だからこそ気負うことなく相談を持ち掛けることができ、良い仕事に繋がっていますね。

この雰囲気は現場の社員だけに限りません。りそなアセットマネジメントの社長や役員と話す時にも、かしこまることなくフラットに話しています。実は入社前、金融業界は「上下関係が厳しく、トップは雲の上の存在」のような、少しドライなイメージを持っていたんです。良い意味でギャップを感じましたね。

Chapter
02

private

責任感のある仕事だからこそ、
オフは心安らぐ場所で英気を養う
映画が趣味だそうですね

学生時代からずっと好きですね。ゆったりできる映画館独特の空間が心地よいです。お気に入りの映画であれば、4~5回でも鑑賞できるタイプです(笑)。卒業論文の時にひどく追い込まれ、「何事も余力を残しておいた方がいい」という教訓を得てから、休日は少しゆとりを持った過ごし方をしたいと思うようになったんです。映画は落ち着いた環境で座りながら作品に没頭できるので、私のニーズにぴったり当てはまりますね。子供が生まれる前は月1のペースで通っていました。

お子様がいらっしゃるのですね。父親になってからの過ごし方についても
教えてください

ご飯やお風呂といった日常の時間がとても大切だと感じています。今は1歳になり、まさに成長盛り。最近は積み木を倒したり、誰かの真似をするようになったりと、できることが日々増えて驚くばかりです。自然と理想の父親像についても考えるようになりました。家族が何か決断をする時、気の利いた言葉が言える「大事な時に頼れる父親」になりたいですね。

私にとって、自宅は心安らぐ場所。家の扉をくぐり、家族の「おかえり!」と言う声が聞こえてきたら、仕事モードからオフに切り替わります。仕事では緊張感が走る場面もある分、自宅でリラックスしています。りそなは休暇が取りやすいので、忙しい日々が続いたら自分でスケジュール調整して休みを取り、適宜リフレッシュしています。

Chapter
03

future

選択肢が増えることが可能性を広げ
新たな未来をつくっていく

経験年数が確かな財産に
目指すは「資産運用立国」が実った豊かな未来

これから実現していきたいことを教えてください

運用業務は長く続けることが財産になると感じているので、継続して外国債券インデックスファンドの運用経験を積んでいきたいです。早期から実務を任せてもらえたおかげで経験値が上がりましたし、証券会社をはじめとしたお客さまと強固なリレーションを築くことができました。また、外国債は国ごとに規制があるなど専門性が必要な分野でもあります。りそなグループは高い専門性を持った人財が集う組織のため、その一員として組織に知見を還元できる人財になりたいですね。

最終的に目指すのは、投資家の皆様の豊かな未来をつくることです。例えば、年金資産を上手く運用することができれば、受益者である国民の皆様に幸せをもたらすことができます。近年高まっている年金に対する不安も運用を通じて解決できればと思います。

りそなグループで活躍できる人財について教えてください

経済や資産運用に関する専門性の有無は関係ありません。資産運用業務、金融市場に対して好奇心を持てる方、また継続して学習を行える方であれば、きっと活躍できるはずです。

一緒に働きたいと思うのは、チームで協力し合って業務遂行できる方です。投資などの意思決定は、チーム全体で合意形成することが重要です。社内外の関係者を巻き込み、お互いにフォローし合う。そんな気持ちの良い関係を築きながら仕事を進められるとうれしいですね。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです。

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