
- 現在の業務内容を教えていただけますか
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ソリューションビジネス部とは、上場企業を含む大企業向けの経営コンサルティングを行う部門です。私はその中で3つのグループを兼務しています。一つは、東京以東の各支店が取引する大企業・上場企業に、より専門的な立ち位置からアプローチする経営戦略グループ。次に、更なる成長戦略をお客さまへ提案する再成長支援グループ。そして、大企業向けのファイナンスを含む特定セクション向けの企画を担う企画グループです。
グループごとに役割は異なりますが、根本にある「取り巻く環境が多様化する中でお客さまの課題起点でお役立ち余地を考える」という姿勢は共通しています。各支店と情報を連携して、あらゆるソリューションを提案しています。
- 経営学部出身と伺いました。最初から金融業界を志望していたのですか
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実は、就職活動を始めた頃は金融業界に注目していませんでした。当時の軸は「製品そのものの価値よりも、人間力で勝負できる仕事がしたい」という想い。その想いと金融業界がリンクしていると気づいたきっかけは、私の大学でりそなの企業説明会が開催された時です。説明を聞き、採用担当者と直接話す中で、「金融業界は人間力が大切であること」「経営層の方々と関わり、自己成長が実現できそうだ」と感じ、興味を持つようになりました。しかし、手当たり次第に銀行に応募したわけではありません。金融業界で志望した企業は、りそなとほんの数社だけでしたね。
- りそなに何か特別なものを感じたのでしょうか
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人間味のあるあたたかさ、と言うのでしょうか。企業規模にとらわれることなく、すべての国内企業を大切にしたいという想いが見えました。リテールNo.1の実現を目指し、関東・関西を中心に全国規模のネットワークを持ち、信託併営という強みもある。このような独自のポジションを築いている金融機関はりそな以外にありません。私自身、国内企業の成長にまだまだ伸びしろがあると感じていましたので、りそなの目指す未来を共に創りたいと思いました。
りそなの持つあたたかみは、社風にも表れていると思います。りそなは非常にフラットな組織で、お客さまの経営課題に触れた際に、ひとりで抱えることはなく、チームで意見を出し合い方向性を考えていきます。多くのアイデアを出すことができ、偏った意見にもなりにくいので、お客さまにより良い価値をご提供しやすいですね。