#INTERVIEW

現地を経験したからこそ 実現可能な、一線を画する 海外進出支援を担っていく

Profile

T.I.

国際事業部
りそな銀行

経済学部卒 2010年入社

2010年、埼玉りそな銀行吉川支店に新卒で入社。法人営業を担当し、2014年りそな銀行浜松支店へ異動。トレーニー制度を活用し、インドネシアのりそなプルダニア銀行で実地研修を経験。その後、日本橋支店を経て、2021年より、タイでりそなグループが出資しているコンサルティング会社、東洋ビジネスソリューションズへ出向し、会社設立等のコンサルティング業務や出資業務を担う。

Work

policy

経歴は?

世の中のビジネスについて興味にあった私は、幅広い業種と関われる銀行を志望し、その中でも中小企業に強いりそなへ2010年に入社しました。埼玉、静岡の2支店で渉外業務を経験後、インドネシアのりそなプルダニア銀行でトレーニーとして1年間実地研修を経験しました。その後、都内の支店で渉外業務をした後、現在はタイでりそなグループが出資しているコンサルティング会社、東洋ビジネスソリューションズへ出向し、会社設立等のコンサルティング業務や出資業務を行っています。

現在の仕事は?

50万社を超える法人取引先の課題解決に取り組むりそな。中小企業との取引も多く、近年ではメーカーや流通、サービス業などを中心にさらなる販路開拓や生産効率向上などの観点から海外進出を進める動きが活発になっています。その中でも2億5,000万超の人口を誇り、経済成長著しいのがインドネシア。りそなは同国にて60年以上の歴史を有する現地法人りそなプルダニア銀行を展開し、ローカル企業・日系企業問わず積極的な支援を行っています。そこで提供するのは金融サービスにとどまりません。現地で拠点開設や人財確保、取引先開拓など、一社一社に対してきめ細かなフルサポートを手掛けています。

忘れられない案件は?

「現地へ赴くからこそできる支援があり、そこで培った経験が自分自身の一層の成長に繋がる」と考え、私は入社6年目にポストチャレンジ制度を活用し、海外トレーニーに応募。インドネシアの子会社であるりそなプルダニア銀行に約1年間赴任しました。その中でも忘れられない経験が食品メーカーの海外展開における融資案件です。実は、同社は日本においてりそなの取引がないお客さまで、本件はメガバンクとの競合関係にありました。しかし、インドネシアに根ざし続けているりそなならではの情報網やお客さまに寄り添う姿勢が評価され、成約へ。私はトレーニーという立場でしたが、懸命に現地独特の商習慣や法規制について学び、各ステークホルダーとの関係を築くことで、インドネシアでの販売をサポート。同国内のスーパーマーケットで同社製品が並んでいるのを目ににしたときは胸が熱くなりました。今後も海外で日系企業が存在感を発揮し、輝いていく後押しをしていきたいと考えています。

グローバル分野で求められるスキルは?

海外駐在では主体性と柔軟性が求められます。海外融資の案件では、現地の法律やスケジュールに問題がないかなど多くのことを確認する必要があります。法律や文化的な面から日本側と現地側で認識のギャップが生じることもあり、日本と現地の両方に理解のある国際分野の担当者が主体的に関係者間の調整をする必要があります。想定外の事象も起こり得ます。どのようなことがあっても冷静に対応できるような柔軟性を持つことも必要です。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです。