#INTERVIEW

「自分の道は自分で選ぶ」 その積み重ねが 今の自分をつくっている

Profile

K.O.

信託年金営業部
りそな銀行

2023年入社
前職:保険営業

新卒で大手生命保険会社へ営業として入社。初年度からトップの営業成績を残すなど、着実に実績を重ね、営業所長まで勤め上げる。一方で「信託」の分野に強い興味を持つようになり、国内唯一の「信託併営」銀行であるりそなで、新しいキャリアを歩むことを決意した。

Chapter
01

policy

選んだのは、日本で唯一の信託併営銀行で
未来を支える企業年金に取り組むキャリア

現在の業務内容を教えていただけますか

信託年金営業部のマネージャーとして営業を担当しています。営業店と連携し、大小さまざまなお取引先企業に向けて、企業年金制度や年金資産運用のご提案などを行いながら、りそなグループとしての企業年金事業の推進に取り組むことが私たちの役割です。制度や運用の見直し、専門性の高いコンサルティングといったアフターフォローにも力を入れています。

公的年金、企業年金、個人年金すべての分野でビジネスを展開しているりそなでも、一番長い歴史を有しているのが企業年金ビジネスです。高齢化が進み、老後の生活資金の確保に注目が集まる中で、年金に対する興味・期待も高まりを見せています。社会全体が抱える課題解決に貢献できるのが私たちの仕事の面白さです。

前職も同じ金融業界で働いていたんですね

大学卒業後に入社した大手生命保険会社で法人や個人への営業をしていました。新卒での入社ということもあり、最初はとにかく目の前の仕事にひたむきに取り組み続けました。結果として、トップの営業成績を残すことができ、成果も認められたことで、大手のお取引先の担当や、人財の採用・育成、拠点運営の責任者など、10年近いキャリアを「東京」という大きなマーケットの中で経験をさせていただきました。

一方で、これからのキャリアを見据えた際に、より専門性の高い仕事をしたいと考えるようになり、転職活動をスタート。その中で「信託」を改めて意識するようになりました。特に年金のビジネスに携わることは、日本の全国民に関わる影響力の大きい仕事であり、これからの世の中で必要不可欠な年金業務はさらに存在感を増していくと感じ、この道を選びました。

金融業界で活躍してきたからこそ、信託年金の重要性が理解できたんですね

実は学生時代に金融業界を志した際にも、長期的なキャリアの選択肢として「信託」というキーワードは意識していました。一方で専門的な知識に乏しく実像もつかめていなかったので、まずは金融業界で経験と実績を積むことが前職を選んだ目的の一つでした。

転職先にりそなを選んだのも、日本唯一の「信託併営」銀行であることが大きな理由でした。企業年金ビジネスの長い歴史を持ちつつ、信託銀行・商業銀行双方の視点による独自の企業年金ソリューションを提供できるなど、他の金融機関にはない強みを多く持つりそなでなら、私らしいキャリアを歩めると強く感じました。

仕事をする中で大事にされていることを教えてください

仕事に限った話ではありませんが、「選択」という言葉は常に意識しています。小さい頃から、やりたいことを選ばせてくれる環境で育てられたこともあり、 “自分は何をしたいのか”、“なぜ、そうしたいのか”が、今でも思考や行動の出発点です。一方で、選べる自由の裏側には、選んだ責任が必ずあります。出した答えや結果から目をそらさず向き合ってきた積み重ねが、今の私だと思います。

一方で相手に対しては、理解・納得をしていただいた上で、一つでも多くの選択肢を与えることを意識しています。自身が持つ知識や経験をフルに活用して、お客さまや社内のメンバーの視野を少しでも広くし、選べる道を増やすことが、私が介在する価値だと感じています。

相手の「選べる」も意識していらっしゃるんですね

お客さまの中には、企業年金について知識や理解が少ないために「そもそもの課題やニーズがどこにあるのか」「それに対してどのような選択肢があるのか」が見えていない方もいらっしゃいます。

以前、確定給付企業年金制度を導入されているお客さまの年金決算報告を実施した際に「剰余金があります」とお伝えしたことで制度の見直しの必要性にきづかれ、結果として全従業員の方の退職金が30%UPするということもありました。一つの小さな提案や些細なヒアリングから、年金制度の改善や人事制度の改革に繋がることも少なくありません。年金の専門家としての視点と、お客さま企業の社員と同様の視点の双方を持ち、まだきづいていない潜在的なニーズにまでリーチできるのも、醍醐味の一つです。

Chapter
02

private

縛られることのない自由なスタンスで
やれること、やりたいことを選ぶ
プライベートでの息抜きについても教えてください。ゴルフがお好きなんですね

父も義父もゴルフをしたり、また友人にプロゴルファーがいたりと身近なスポーツだったのですが、最初は止まっているボールを地道に前に飛ばすことが僕の性格上、あまり合っておらず避けていたスポーツでした(笑)。ただ、家族や友人、お客さまとの良いコミュニケーションのツールになったことでプレーを始め、ゴルフの魅力を知ってからは、どんどんのめりこんでいきましたね。

また、壮大なゴルフ場の中で日常を忘れられる瞬間が好きで。ドライバーを思いっきり振ることでストレスを発散できますし、自然の中で行うスポーツなので、芝の状態や風など、常に変わる状況に対し、最適解を選び続けるのも楽しいです。

仕事もプライベートも基本的に自分で選びたい、自由でいたいと思うスタンスは変わりません。自由を追うなら、責任を負うというスタンスの中で、両方のバランスが崩れないよう心がけています。

自らの「選択」と、そのための責任を大切にしているんですね

「選択」は子育てにおいても意識していて、子供の興味や好奇心を尊重すること、自分で選べることを一番にしています。好きなものを見つけるのはもちろんですが、嫌いなものについても、親の判断で遠ざけるのではなく、まずは一度やらせてみる。本人が実際にやってみた上で、好き・嫌いを自分で選べるようにさせてあげたいですし、些細なことにも自ら挑戦できるように育ってくれればと思っています。

その上で、ゴルフは年齢を問わずできるのが良いところなので、いずれは両親や子供とも一緒にプレーできたらうれしいですね!

Chapter
03

future

選択肢が増えることが可能性を広げ
新たな未来をつくっていく

選択肢が増えることが可能性を広げ
新しい未来をつくっていく

これから実現していきたいことは何ですか?

現在の信託年金営業部はベテランが中心となって活躍している組織のため、近い将来、組織の世代交代が進んでいくと考えています。その際に、これまでに培ってきたマネジメントや人財育成の経験やスキルを活かして、ベテランと若手層をつなぐ中核となる存在になっていきたいですね。

年金受給者の増加や財源の確保など、国としても年金に関わる状況は目まぐるしく変化しています。その中で、民間だからこそできる柔軟な提案や専門性の高いアドバイスが、より重要になっていくと考えていますし、りそなの強みを活かした「選択肢」を提供しながら、これからの未来に欠かせない存在へと成長したいですね。

日本の「未来」を支える仕事なんですね

私が動くことによって、お客さまが企業年金を導入するという選択肢が生まれ、結果としてそこで働く一人ひとりの従業員の方の「未来の安心」にも繋がっていきます。また導入いただいた制度を、アフターフォローを通して適切に運用いただくことで、その「未来の安心」をさらに拡大することもできます。

お客さまに寄り添い、年金を通じてより良い未来をつくるパートナーとなる。その姿勢を常に持ちながら、私の仕事が日本で暮らすたくさんの人たちの生活を支え、未来を動かしていくことに繋がっていくと信じて、日々臨んでいます。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです。

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