日本企業のうち99%以上を占めるのが中堅・中小企業。そこで深刻な問題が後継者不足です。2025年までに70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、うち約半数の127万が後継者未定との試算もあります。事業承継はりそなの多くのお客さまにとっても喫緊の課題であり、そこでの課題解決に向けて設立したのがりそな企業投資です。大都市圏を基盤に中堅・中小企業との取引を展開するりそなにおいて、日本経済のこれからを見据え事業継続・承継に特化し応えていくファンドとして、企業経営にハンズオンでの参画を目指していきます。
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「りそな企業投資」は
なにが新しい?りそなは、これまで事業継続や承継を考える経営者の方にM&Aやプライベートバンキングを通じたサービスを提供してきました。そして、「りそな企業投資」はそこにプラスオンの選択肢を生み出せる組織です。事業承継専門のバイアウトファンドとして、お客さまの株式を取得し、組織体制構築などを通じて企業経営に直接関与することで、長期的な成長を目指していける新しいソリューションのかたちなのです。
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「りそな企業投資」
だからこその
価値創造とは?バイアウトファンドと言うと株式取得と売却時の差額で利益を獲得するイメージを抱くかもしれませんが、りそなはそのような短期的なビジネスを目指していません。株式取得後は経営課題解決に取り組み、次なる株主への売却後もお客さまとの関係性を継続することで複数年にわたって支援し、長期的な発展をサポートしていく。それこそが「りそな企業投資」にしかできない価値創造です。
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「りそな企業投資」が
目指すのは?「お客さまの喜びがりそなの喜び」。その言葉が示す通り、お客さまと当社が喜び合える関係性を構築し、持続的な発展へ邁進していきたいと考えています。お客さまとの信頼関係を長年築き続けてきたりそなだからこそ、従来の銀行やファンドとは異なるポジションを取り、事業承継分野で他とは一線を画する事例をつくっていきたいと思います。
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経営体制強化/成長戦略策定
りそながこれまで積み重ねてきた豊富な企業支援、その知見をもとに経営数値管理や報告体制整備などを通して経営体制強化に取り組みます。また、市場環境や事業ポートフォリオを分析したうえで中長期的な成長戦略を経営陣とともに立案、それを実現するための組織体制・人事制度・資本政策などの構築をサポートします。
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経営人材採用/専門知見活用
事業承継ニーズを有する企業の多くが抱えている課題がているのが、経営人材の確保です。りそなのネットワークを通じた人材派遣や採用支援を行います。また、多様な領域で専門知見を有する専門家との豊富なつながりを活用し、経営や事業課題解決に向けたコンサルティングも実行しています。
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効率改善/販路拡大/
M&A戦略原価改善や販促費の効果測定による経営効率化、りそなの顧客基盤を通じた取引先紹介やIT施策導入などによる販売力向上、また買収先選定やスキームの提案などをはじめとするM&A戦略立案・実行を担えるのも大きな特徴です。このような幅広い観点から支援先企業の事業成長に貢献します。
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インフラ投資実行/資金調達
投資先には、ITや設備などのインフラ領域への投資について支援を望むお客さまも多く存在します。その際には投資計画の立案から発注先紹介、また交渉サポートを行い、最適なインフラ投資を実行します。また、りそなグループの金融機能を最大限活用することで、投資実行時に円滑な資金調達を実現します。